仕掛けの秘密のタイトル

あっ、さて。あっ、さて。あっ、さて。の掛け声で始まる南京玉すだれ。伸びたり、縮んだり、自由自在に動く玉すだれの仕掛けについて考えてみます。知人が、言っていましたが、南京玉すだれは、素人目には誰でもできる易し芸に見えるのが欠点だと。実際、人前でやると、難しいのです。

 玉すだれ図1玉すだれの右アップ左図にあるように、すだれの裏面に右端上に赤い印、左端下に黒い印、中央の2本の真ん中と、下に赤い印をつけます。これが、玉すだれを伸ばしたり、ひっくり返したりするときの目印になっています。プロ用のものは竹の数は、56本、長さは33cm、竹の直径は、5-6mm、重さは約470gです。お土産屋にあるのは、竹の数が24本。長さが25cm、重さ約130gと小振りですが、機能には変わりありません。

 玉すだれ図4  玉すだれ図3  玉すだれ図8
図のように、右には伸びますが左図のように左には伸びません。この仕掛けが、南京玉すだれの色々な形が出来る秘密の一つです。そのため、玉すだれを持ったとき、やや、右側が下にくるように持てば、玉すだれが勝手に左の方に流れずに安定します。右側を伸ばせば、魚釣り竿や、唐金擬宝珠の瀬田の唐橋、阿弥陀如来などに変化します。

 玉すだれ図5 玉すだれ図6
玉すだれはの仕掛けの秘密の二つめが、中央部分で、糸の結び目が支点となって上下に分かれることです。その支点を中心に片方を返せば、日米国旗になったりします。

御門の玉すだれ「おらが在所の御門でござる」の形です。一見易しそうにみえるのですが、南京玉すだれの中で一番難しい形です。中央の2本だけ残して、左右に伸ばして立てるとこの形になるのですが、一番練習が必要です。この部分をマスターすると、南京玉すだれはやさしい芸です。また、伸ばす、ねじる仕掛けの全てがこの御門の形にはあります。

 玉すだれのつなぎ方玉すだれの竹は、糸で結ばれていますが、その結び方は、左図の通りです。普通は、木綿糸が使用されていますが、使っている内に切れるのが欠点です。釣り竿用の太いナイロン糸に付け替えると切れる心配がありません。ナイロン糸は切り口がほつれますので、ボンドや瞬間接着剤で止めます。演技中に糸が切れると大変です。面倒ですが、全てナイロン糸に変えた方が安心して演じられます。

おじぎ福助
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